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《散歩でさんぽ》 道草109号より

201838 日更新

もうすぐ新年度がやってきます。いろんな役職についておられたり、お勤めの方にとっては一年で一番ハードな時期です。そもそも年度の区切りはいつから施行されたのかと疑問を感じたので、少し「年度」について調べてみました。明治時代に施行された当初は1月から12月までが年度の区切りだったそうです。しかし、当時世界一の経済力を誇ったイギリスの会計年度に合わせて、その後4月始まりに変更されています。首相だった頃に田中角栄さんが1月〜12月に変更するよう提案しておられますが、これは経済的な理由で実現ならずということでした。
新年度といえば、会計年度と同じく、子ども達の学校も始まります。そして大人の私たちもこの時期になると新しい何かにチャレンジしてみたくなります。私もあちこちで開催される作品展に出かけると感動して、生徒募集のチラシをもらってくるのですが、手帳に挟んだチラシが大事な御守りのようにどんどん溜まっていきます。 「明日からやろうと 40回言うと 夏休みは終わります」という言葉があり、それをいつも心には置いているのですが、私は未だ宿題先送りの夏休み状態。興味が湧くことは沢山あるのですが、でもまず申し込む電話の前に「家の掃除しなきゃ」などと思ってしまい、また今日もこうして終わりそう・・・いえ、ここまで書いたので、これを終えたら色んな種類の勇気をかき集めて今から申し込みに出かけてきます。皆様にもどうか素敵な発見がいっぱいの春になりますように。  ありがとうございます。     東岸 佐優里