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《散歩道でさんぽ》 道草97号より

2017314 日更新

<散歩でさんぽ>
歌は世につれ世は歌につれと言います。歌は時代を反映したものが多く、聴くだけで若い頃の気持ちへタイムスリップさせてくれる魅力があります。
私は最近、相方と共にアコーディオンを担いで、懐かしい歌の出前にあちらこちらへ訪問させてもらうようになりました。面白おかしいマジック&歌声の出前です。先日は草津の「高齢者の集い」へ寄せてもらったのですが、歌が変わってきたなとつくづく感じさせられることがありました。私たちは「港町十三番地・いつでも夢を・大阪ラプソディ・高校三年生」などを含むその時代の頃の曲を用意して行ったのですが、皆さんノッて楽しく歌ってくださっていたものの「次回はもう少し新しい歌で」ということになりました。もっと新しいとなるとどんな曲になるのでしょう。グループサウンズかザ・ピーナッツのような歌謡曲になるのか、それともフォークや演歌になるのでしょうか。「聖子ちゃんがいい」とおっしゃる方もおられました。そういえば聖子ちゃんも四捨五入すれば60歳。高齢者の定義見直し議論が進まぬ中では、「赤いスウィートピー~♪」と高齢の集いで歌う時代が間近になってきているようです。
『音楽の散歩道の2部』では皆様のリクエストの中から選曲しています。ぜひ、来年度も多くの方々からのリクエストカードをお待ちしています。