〈報告〉音楽の散歩道5月14日 第144回
2015年5月15 日更新
今月の「音楽の散歩道」は二胡の演奏をお楽しみいただきました。
ご出演は、安岡由紀子さん(二胡)、青木祐子さん(二胡)、大谷弥生さん(ピアノ伴奏)の皆さまでした。
プログラム
1、燕になりたい 2、君をのせて 3、東京ブギウギ 4、川の流れのように 5、瑶族舞曲 6、寒春風曲 7、月夜 8、JIN~仁~ Main Taitle (アンコール、シルクロード)
日本のヒット曲と中国の曲を織り交ぜての演奏でした。中でも印象に残ったのは「寒春風曲」の演奏でした。この曲は中国の二胡演奏家、阿炳(AhBing)1893-1950の演奏でも有名です。
今回の二胡の演奏を聞いていると、欧米の文化に影響されながらも、独自の文化を大切にしてきた、阿炳のような二胡奏者の心に触れたような気がしました。
左から 青木祐子さん、安岡由紀子さん、大谷弥生さん
“散歩道第2部”
東岸佐優里さんの「みんなで歌います」のコーナーでは、毎回、7~8曲の昔懐かしい唱歌、童謡、ヒットソングを歌います。曲間にされるお話も楽しみで、この日はサプライズで「琵琶湖周航の歌」の前に琵琶湖検定1級をお持ちの後藤さんから、琵琶湖、滋賀県にまつわるお話をおうかがいすることができました。後藤さんは、琵琶湖検定を受けることとなった経緯の他、松尾芭蕉が、伊賀上野で生まれ、大津にお墓があることから、松尾芭蕉も琵琶湖が好きだったのではと、いかに琵琶湖が素晴らしい所であるかお話されました。急なお願にもかかわらず、興味深い話題と、笑いで会場を盛り上げて頂きました。
今月歌った曲
1、茶摘み 2、こいのぼり 3、鯉のぼり 4、仲間たち 5、もしもピアノが弾けたなら 6、湖畔の宿 7、琵琶湖周航の歌 8、切手のない贈り物