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《散歩道でさんぽ》道草62号より

2014412 日更新

『蒲生に飛来したコウノトリと屋根瓦スズメ??』
“桜の花の咲く頃は うらら うららと みなうらら・・・”は、野口雨情さん作詞の春の唄です。今の時期にぴったりで、桜の花を見ると毎年この歌を口ずさんでしまうのですが、この中には、菜種・ひばりなど春を感じる言葉もたくさん盛り込まれています。春を目で楽しむことは多いですが、空高く聞こえてくるひばりの声、遠くから聞こえるウグイスの声などは耳で感じる春です。鳥と言えば先日、蒲生コミュニティセンター近くの町に“こうのとり”が飛来していることが話題になっていました。コウノトリは幸せを運んでくる鳥として有名です。赤ちゃんも運んでくると言われていますが、外国では巣を屋根の上に作り、夫婦で仲良く雛を育てている姿が非常に幸せそうに見えて、“幸せの鳥”となった所以と聞きます。今、町内で確認されている数は多くないのですが、幸せの鳥が舞い込んで来たというだけでも、さらなる幸せの前兆を感じ期待したいところです。
ところで、ひばりの話。空高く歌いながら飛ぶひばりの声に癒されることがしばしばあります。「美空ひばり」ってすごい名前。きっとその美しい歌声を表現しているのだろうと改めて思います。私も「屋根瓦スズメ」くらいの名前になったつもりで、また桜を見ては今日も「春うらら うらら~」と歌うのです。